宇宙兄弟の名言集~マンガ1巻 ムッタ「この人が見てきた宇宙へ・・」
「この人が見てきた宇宙へ、自分も行くんだと」 (ムッタ)
この言葉は、宇宙飛行士の毛利さんと一緒に写真を撮ったときに思ったことで、ムッタも、ヒビトも、同じことを思ったと言っています。
宇宙兄弟は、名言だけでなく、何気ない会話や各キャラクターが考えていることが秀逸ですよね。
ちなみに、宇宙兄弟はフィクションですが、宇宙飛行士の毛利さんは実在する人物です。書くまでもないことだと思いますが・・・
スポーツの世界、サッカーでも野球でも、幼少期にプロの選手と一緒に練習したり、声をかけられたり、サインをもらったりしている人が、大人になってプロの世界に入ったりしていますよね。
女の子が好きなアイドルグループの追っかけをしていて、ライブに行ったり、握手会に行ったりしていて、成長して自分もアイドルになりたいと思い、夢をかなえたという話もよく聞きます。
あこがれの世界で活躍している人と、幼少期に出会うと、「自分もこうなりたい!」という気持ちが強くなるそうです。
ムッタとヒビトは、幼少のころから茨城県のJAXAに通っていました。
そこで、偶然居合わせた毛利さんと一緒に写真を撮ったんですよね。
自分が行きたいと強く思っている宇宙に、すでに行って見てきた人と会話するということが、ムッタとヒビトの宇宙へ行きたいという気持ちをより強くさせたのでしょう。
現にヒビトは宇宙に行く一歩手前まで到達しました。
ムッタはまだ、くすぶっていますけれどね。
「この人が見てきた宇宙へ、自分も行くんだと」
というムッタの言葉には、このような教訓があるのではと思いました。